専業主夫、ポン吉の徒然なるままに

20年近く主夫をしてきたポン吉の備忘録のようなブログ。

国語を勉強してプレゼンテーション能力向上

子供が中学受験をするに際にいろんな学校を訪問していた時、ある学校の国語の先生が「なぜ国語を勉強するのか」というようなタイトルで保護者に対して講演してたので、ポン吉も拝聴した。

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講師の先生の話

小学校の国語の授業では、どうしても識字率を確保することが必須なので、同じ字を何度もノートに書き写す授業や宿題が多い。

しかし、中学生以上になると、国語の授業はもっとレベルが高くなる。

その際に国語を学ぶ意義の一つとしてコミュニケーション能力の向上があるというような講演内容だった。

名作といわれる文学作品は、書かれてから何年も経っているにもかかわらず、いまだに多くの読者に感動を与え続けているというのは、時代を超越した人間社会の普遍的なテーマが書かれているに他ならない。

だから選りすぐりの作品を授業で取り上げるのだが、それだと道徳教育のようになってしまう。

表現技術を学ぶ

実は、一番重要なのは名作を書いた作者がいかにして読者に感動を与えたかということだ。

つまり、書き手が自分の考えを読み手に正確に伝えるために、どのように文章を構成し、わかりやすい表現手法を使っているかということを学ぶための手段として国語の授業を利用してほしいと言っていた。

確かに言われてみると、ポン吉もそうだが、自分の思ったことを文章として書いてみると、書いてる時はちゃんとした文章になっていると思っていたものが、翌日になって読み返してみると何を書いているのかさっぱりわからないということがよくある。

それは、練習が足りないからであって、才能の問題というレベルの話ではないらしい。

だからと言って、ただやみくもに練習すればいいというものではないようだ。

他人に自分の思っていることを上手に伝えるための練習として良いのが、多くの人が認める名作文学に数多く触れるということが大切だそうだ。

ただし名作を読書するというのは、その第一歩に過ぎない。

一番の練習は真似すること

重要なのは名作の文章の構成や表現技術を真似てみるということ。

ポン吉が子供の頃に作文を書く際は起承転結のある文章を書くようにと授業で言われていたのは覚えている。ただなかなかうまく実践できていないのが現実だった。

講師の先生は、たくさん真似するうちに誰でもできるようになると言っていた。

名作を真似するために誰でもできる一番簡単な練習方法は、名作の書き写しをするというものだった。

名作は文章の構成が巧みに計算されていて、表現テクニックが素晴らしいものが多いので、書き写すことでそれを実感し、何度も繰り返し練習しているうちに、それらのコミュニケーション技術を自分のものにして、その能力を高めることができるようになるそうだ。

実は名作の書き写しという練習方法は欧米でもやられているものらしい。

しかも授業を受けている生徒もその目的が、自分の意見を相手にわかるように伝えるための勉強であると理解しているというのだ。

プレゼンテーション能力をアップさせる手段

ポン吉は子供のころに国語を勉強している時、全くそんなふうに思わなかったし、高校生の時ですら受験の重要科目として嫌々ながら勉強していたにすぎなかった。

しかしもし、自分のコミュニケーション能力やプレゼンテーションのスキルをアップさせるため国語を勉強していると感じることができていれば、もう少し熱心に取り組めたかもしれない。

何の役に立つかわからないことを、好きでもないのに勉強するのはかなりの精神的負担をともなった。

詩や俳句も物事をコンパクトかつ明瞭に表現する技法として身につけておけば、人前で発表したり話をしたりする時に、気の利いた一言を言うことができるようになるかもしれない。

詩や俳句もそのようにプレゼンテーション能力の向上の手段として学ぶという姿勢を、講演会で聞かされてポン吉はかなり衝撃を受けた。

中学や高校で新学期の授業の一番最初にこの科目を勉強すると、こういう効果があるよと教えてもらえれば、もう少し勉強へのモチベーションが上がったような気がする。

今からでも遅くないので、やってみようかと思ってポン吉が本屋さんに行ったら、朝日新聞の天声人語を書き写すノートが売られていた。

確かに天声人語は歴史があるが、1話1話の文章が歴史のふるいにかけられて今に残っているわけではない気がした。なので、ポン吉は短編で名作といわれるものを手に取った。なかを見てみると短編と言われてるものでも、結構な文章量だった。これを書き写すとなるとちょっと時間がかかるなと感じてしまった。

この段階でポン吉は勉強が嫌いな生徒になってしまっていた。結局、文章量が少なくて手っ取り早そうな天声人語の書き写しノートを購入した。

しかし問題集を買って勉強しない生徒同様に、ポン吉も書き写しノートを買ってからまだ実践するに至っていない。

まずはこの性格を何とかしなければいけないことを痛感させられた出来事だった。

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