専業主夫、ポン吉の徒然なるままに

20年近く主夫をしてきたポン吉の備忘録のようなブログ。

セカンドライフのための熟年離婚

セカンドライフ

年金の受給開始年齢が65才になってから、サラリーマンの定年退職も65才にする会社が増えてきたようだ。

65才まで元気でいられた人の平均余命はおおよそ20年ほどらしい。

つまり退職後のセカンドライフは20年はあるということ。

ポン吉の会社員時代の先輩で60才で定年退職して、すぐに同じ会社に再雇用してもらって65才まで働いた人がいる。

f:id:syuhuponkichi:20170702174622j:plain

先輩は家庭菜園を趣味にしていた。

家庭菜園といっても、近所の農家さんの使っていない農地を借りてやる菜園だったので、かなり規模は大きかったと思う。

有機栽培にこだわっていたようで、夏に会社に野菜を持ってきてみんなに配っていたことがあった。

その先輩がセカンドライフに選んだのが田舎暮らしだった。

先輩は定年退職する前に奥様にセカンドライフとして田舎暮らしをしたいと話していた。

先輩の奥様はとてもきれいなご婦人で、どちらかというと都会的で社交的な感じの女性だった。

それにもともと先輩の家庭菜園に奥様はノータッチだった。

だから奥様は先輩の田舎移住計画に断固反対していた。

どうしても行きたいのなら、先輩独りでどうぞ、ということだった。

昭和20年代に生まれた先輩は、モーレツサラリーマンだった。

家庭のことは妻に全部まかせて、仕事に没頭するタイプだった。

家族で食事を共にすることもあまりなかったようだ。

気がつくと自宅で奥様と会話することもなくなっていた。

娘さんが一人いらっしゃるけれど、既に結婚されていて、一緒には住んでいなかった。

先輩は退職後の田舎移住を断念した、

とポン吉は思っていた。

現に同じ場所に住んで同じ会社に再雇用されて働いていた。

しかし、先輩はあきらめていなかった。

熟年離婚

先輩は60才で定年退職してから再雇用で65才まで働きながら、着々と田舎移住計画を進めていた。

先輩の田舎移住計画に一番重要なことは、

奥様との離婚だった。

f:id:syuhuponkichi:20170702174719j:plain

先輩は5年かけて奥様との離婚に向けていろいろと準備していた。

奥様が離婚を拒否しても、スムーズに手続きできるように手はずを整えていた。

先輩は65才まで働いて奥様に離婚を申し出た。

奥様の答えは、あっけなかった。

奥様はすぐに離婚に同意した。

というか、奥様も離婚を考えていたようだ。

夫婦のどちらかが不倫をしたわけでもなく、家庭内暴力やギャンブル、アルコールに関する問題もなかった。

自分たちの結婚生活を振り返って後悔しているわけでもない。

それなのに離婚を選んだ先輩夫婦。

決別ではなく一区切り

今までの結婚生活に一区切りをつけて、新たにセカンドライフに臨む再出発のための離婚。

この離婚は新たな出発のための儀式のようなものかもしれない。

先輩夫婦の離婚はとくに何も揉めることなく、言葉は変かもしれないが順調にことが運んだ。

先輩夫婦はお互いが離婚を考えていたなど思いもよらなかったそうだ。

若い世代の離婚と違い、熟年離婚とは奥が深くて第三者には理解しづらい。

とはいえ、50才を過ぎたポン吉夫婦にとっては他人事とすましてはいられない。

にほんブログ村 家族ブログ 主夫へ